秋山整形外科医院

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院長だより

開院20周年を迎えて

2021年11月1日

秋山整形外科医院 院長 秋山正博

当院は平成13年11月に開業し、今月で20年となりますが、 この間、平成17年3月に 医療法人幸友会を設立し、建物の増築、駐車場の整備拡大、リハビリ器械類の増設、レントゲン機械の更新などを行い、患者数も順調に伸びて参りました。

10年目の平成23年に東日本大震災が発生し、建物の内外の損壊、外塀の倒壊などの被害を受けましたが、 何とか半年くらいで復旧することができました。平成28年11には開院15周年記念祝賀会を開催し、 51人の参加者がございました。
平成31年4月に平成天皇が退位なされ、5月に令和天皇が即位なされて、令和元年となりました。当院では、 PT を中心にリハビリのスタッフの頑張りで運動器リハビリテーショ ンも軌道に乗ってきたところでしたが、 厚労省は150日ルールを打ち出して、介護申請者は150日を超えると医療のリハビリから介護のリハビリに移行させられることになりました。当院でも、介護のリハビリとしての通所リハビリの施設の申請をし、対応することにしましたが、 介護での評価点数の低さや伝票、記録の煩雑さには困っています。

2020年1月に中国で感染が始まった新型コロナウイルスが、世界中に伝染拡大し、3月には感染者10万人(死者3600人) となりました。このコロナ禍は、WHOの対応のまずさ、甘さ、日本では政府と厚労省の対策の遅れが原因一大疫病に対して保健所を中心とし た体制での対応では無理があり不十分なPCR検査実施、ワクチン接種の遅れなどに加え、第5波では不十分な医療体制により、自宅療養中の患者さんの死亡が相次いでいるなどの問題点が指摘されています。コロナ患者の推移を見ると、2021年1月では感染者数は世界で8810万人、日本で265299人、死亡者は世界で19万人、日本で3857人、2021年10月時点では感染者数が世界で2億4600万、日本で171万8千人、死亡者が世界で498 万人、日本で18253人です。

そしてこのコロナ禍の中で、7〜8月に東京オリンピックが開催されました。開催には 反対意見のほうが多かったようですが、終わってみると、やはりやってみてよかったという感想を持つ人も増えたようです。

当院では、2021年9月末で、来院患者さんが延べ1001211人となり、100万人を突破しました。これからも「やさしさ」と「心のふれあい」をモットーに、皆様に親しまれ信頼される医院を目指して、スタッフ一同頑張っていく所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。